駿河台

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象印から個人情報漏洩

象印マホービンのグループ会社が運営する通販サイト「象印でショッピング」が不正アクセスを受け、最大28万件の個人情報が漏洩したのだそうですね。


幸いにもその個人情報には、名前や住所、メールアドレスが含まれていたが、クレジットカード情報は含まれていなかったのだそうですが、このようなトラブルは一向に途絶えることがありませんね。





そんな象印ですけど、2019年11月期まで4期連続で減収が続き、業績不振や海外展開の遅れなどが問題視されていて、中国の電子レンジ大手ギャランツの創業家が運営している投資会社であるエース・フロンティアから、象印マホービンに対し、新たな取締役候補を選任するよう求める株主提案されており、それを拒否していて、来月19日の株主総会に向け両者の動向に注目が集まっているところなのですが、なんだか踏んだり蹴ったりとなっていますね。


ちなみにエース・フロンティアは、中国家電大手ギャランツの梁恵強副会長が代表を務めるファンド会社で、日本法人のギャランツジャパン(大阪市)などとともに象印株を共同保有し、13.5%を持つ筆頭株主にあたります。