駿河台

債権回収業務、一般民事、刑事、家事事件、企業法務等の法律相談業務及び弁護士業務全般を行う駿河台法律事務所。

グリコネットショップの顧客の個人情報が流出

通販サイト「グリコネットショップ」において、クレジットカード情報および商品の届け先などを含む個人情報が流出したのだそうです。

これは不正アクセスによって流出したとのことで、流出した可能性のある個人情報は8万3194件で、そのうちクレジットカード情報を含む個人情報が4万3744件にも及ぶそうです。
現在では、流出した可能性のあるクレジットカード番号を各クレジットカード会社に提供し連携しながら、不正取引の防止に向けたモニタリングを継続して実施しているということらしいのですが、流出した可能性のある情報は、氏名、住所、電話番号、メールアドレスのみならず、クレジットカード情報(番号、有効期限、カード名義)や届け先情報、家族情報なども含まれているとのことですから、これは大きな問題ですね。


対象となる顧客に対しては、ダイレクトメールを発送するとともに、専用の相談窓口を設置して電話およびメールでの問い合わせの受付を開始していますから、気になる方は、連絡を待つよりも、大事をとって自ら連絡をしたほうがいいかと思われます。


グリコネットショップ お客様相談窓口

  • 電話:0120 - 694 - 666 (フリーダイヤル)
  • 受付時間(平日)9時~20時、(土日祝)9時~17時
  • E-mail:gnsoudan@glico.co.jp

社の通販サイト「グリコネットショップ」における
不正アクセスによるお客様情報流出に関するお知らせとお詫び

インターネットによって自宅にいながら気軽にショッピングができるようになったのはとても便利なのですが、その反面、情報漏えいなどの危険性もありますし、ましてや利用しているサイトからの流出に関しては、個々で対策できることはほぼありません。
ですので、今後、WEB上でのサイトを利用する場合、しっかりと個人情報の取り扱いやセキュリティなどにも気を配ったほうがいいかも知れませんね。

個人情報提供に応じず、逮捕

日本の話ではありませんが、ブラジルでは警察が、北東部セルジッペ州の裁判所による利用者の個人情報提供命令に応じなかったとして、facebook中南米地区副社長のディエゴ・ゾダン氏を逮捕したのだそうです。


その理由が、フェイスブック傘下のチャットアプリ「ワッツアップ」上で行われていた麻薬取引に関し、利用者情報などの提供に応じなかったということらしいのですが、ワッツアップ側では、当局の協力要請に応じるのは技術的に不可能だと主張していたのだそうです。


1日に逮捕され、2日には釈放されたとのことですが、これは怖いことですよね。


この釈放については、ブラジルの裁判所が、逮捕状を出した下級審の判断を覆し「ゾダン氏が犯罪組織を利するために捜査を妨害する意図で行動したという確たる証拠はない」ということで釈放を命じたのだそうですが、このような横暴な逮捕がまかり通ってしまうと、市民は恐れながら生きなければならない世の中になってしまいますよね。

政務活動費で飲食(千代田区)

政務活動費が飲食などに使われたのは不適切だなどとして、東京都千代田区議会の一部会派の政務活動費約1130万円の返還を求めた訴訟の判決が3月11日、東京地裁で行われます。


千代田区議会の政務活動費は、一人当たり年間180万円となっているそうです。
ちなみに問われている千代田区議会の主な政務活動費は、以下のようになっているそうです。

  • 会議費:約411万円
  • 視察・研修費・約260万円
  • 図書・資料費:約25万円
  • 交通費:約54万円

この政務活動費をめぐっては、飲食店での支出を否定した司法判断も出てはいるのですが、なかなか浸透しておらず、品川区議会では飲食費の支出を禁止されていますが、千代田区議会の使途基準では「飲食費は一人五千円以内」と定められているそうです。